汐留シオサイトC街区

Shiodome Sio-site C

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ビジネス・商業地面をデザインする都市南関東
汐留シオサイトC街区

超高層棟が「超」隣接する隙間を、都市生活者のための空間としたプロジェクトである。この現代日本の都市開発に特有なふたつの空間特性、多層性と都市インフラとの融合を、「メタ木立」という形態要素により増幅し個性的な空間を創りだした。メタ木立とは複数の階にかけられたブリッジやテラス、さらには広場上空にかけられたガラスの大屋根を支える、高さ30mにおよぶ細い柱群である。地下2階、地上階、2階からそれぞれアクセスする人々は、シルバーの列柱群を通り抜け、その人の流れがひとつの景をつくり出す。また極限まで細くした柱は、周辺を取り巻く交通土木スケールの構造物と強い対比をなすヒューマンスケールを与えてくれる。そして周辺を流動する、モノレール、幹線道路などの交通機関がメタ木立の間から景色として眺められる。

Data

汐留シオサイトC街区

汐留シオサイトC街区

Shiodome Sio-site C
竣工2003年
規模15,658.81㎡
住所東京都港区
業務内容 基本設計、実施協力、監理協力
施主日本テレビ放送網、鹿島汐留開発
協働日テレ棟建築:三菱地所設計 
鹿島棟建築:KAJIMA、DESIGN 
日テレ棟基本:リチャードロジャースパートナーシップ 
鹿島棟実施:ランドスケープデザイン 
照明:LPA
写真:オンサイト計画設計事務所
担当三谷 徹、長谷川 浩己、鈴木 裕治、丹野 麗子

Location

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