奥多摩森林セラピーロード 香りの道・登計トレイル

Okutama Forest therapy Road Toke trail

サイトリニューアルにともない、このページは編集予定です

医療・福祉地形を読む農村南関東
奥多摩森林セラピーロード 香りの道・登計トレイル

奥多摩町「登計(とけ)トレイル」は、「森林セラピー」専用の林内遊歩道である。人工林の再生活用をテーマにかかげ、スギ、ヒノキ林の抗酸化力増大、血圧沈静化などのセラピー効果を期待する。山林と道をひとつの「森のリビングルーム」として仕立てるという考え方に立ち、ここでは歩くよりも、様々な姿勢で森林内に身を置き、梢の音、雲の動きに意識を集中しながら自然のリズムに心身を同調させる時の過ごし方がデザインされている。そのために、トレイル沿いに連続して出てくる長大な擁壁を、家具として読み替えるデザインが試みられ、土木と建築の構造を掛け合わせる設計が随所でなされ、3つの建築施設、デッキなど様々な施設を随所に配置し、地元高齢者のリハビリや予防療法など、中山間地域の高齢者福祉施設としても貢献している。

Data

奥多摩森林セラピーロード 香りの道・登計トレイル

奥多摩森林セラピーロード 香りの道・登計トレイル

Okutama Forest therapy Road Toke trail
竣工2010年3月
規模敷地延長:1295m
住所東京都西多摩郡奥多摩氷川
業務内容 基本設計、実施設計、設計監理
施主東京都奥多摩町
協働建築:インフィールド
構造:桐野建築構造設計
電気・設備:SUN設備研究所
写真:吉田 誠

Location

Back to Index