国際仏教学大学院大学

International College for Postgraduate Buddhist Studies Landscape Design

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文化地面をデザインする南関東
国際仏教学大学院大学

敷地は、都内文京区に数多くある昔からの小さな坂に沿いの、豊かな斜面緑地を抱える貴重な環境である。古くは十五代将軍徳川慶喜の終焉の地というゆかりもあり、当時から生き延びたという大銀杏の樹木もある。大学は、国際的に仏教に関する研究者を集める研究大学院であり、校舎、図書館、宿泊棟の4棟が斜面上に配置された。西側の既存緑地は最大限保全整備され、敷地東に沿う坂沿いにおいても、既存高木の保存と、樹高10m超のケヤキ新植により、改めて緑陰豊かな坂の風景をつくり出した。エントランスも緑豊かな竹林の中庭とし、3つの校舎をつなぐガラスの渡り廊が、風にそよぐ竹林の中を立体的に通過する。空に向かう竹に呼応するように、天空光を受けるステンレスパイプを33本吊るし、ひとつの環境アートの風情を持つ空間をつくり上げた。

Data

国際仏教学大学院大学

国際仏教学大学院大学

International College for Postgraduate Buddhist Studies Landscape Design
竣工2010年2月
規模9,103.08㎡
住所東京都文京区春日2-8-9
業務内容 基本設計、実施設計、設計監理
施主国際仏教学大学院大学
協働統括・建築:槇総合計画事務所
構造・設備:竹中工務店
写真:吉田 誠
担当三谷 徹、戸田 知佐、丹部 一隆

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