大沢野健康ふれあい広場(新越中を含む)

Osawano Health Care Park

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文化地面をデザインする広場・公園北陸
大沢野健康ふれあい広場(新越中を含む)

敷地は富山市から南へ約20キロ、神通川沿いの河岸段丘に位置する。このあたりは矩形の用水路や道路で区切った土地利用パターンを示しているが、これは土地の緩い勾配のなかに水田、畑、宅地などを確保し、水を効率よく供給するために生じた形である。そこに着目し、まず広場自身を開かれた構成にして既存の風景のパターンの中に落とし込み、広場を越えた風景そのものの再編成を試みた。矩形のパターンはさらに多年度にわたる段階的開発にも貢献する。すなわち広場は現在までも、そして将来に向けても基本的に矩形モジュールの増殖により計画されることが可能である。芝生広場を覆うひだは向きを変え、傾き、様々に表情を変える地面の表情である。太陽の動きを映し出し、季節によって落ち葉や雪が日々に新しい陰影のパターンを描き出していく。

Data

大沢野健康ふれあい広場(新越中を含む)

大沢野健康ふれあい広場(新越中を含む)

Osawano Health Care Park
竣工1999年
規模53,000.00㎡
住所富山県大沢野町
業務内容 基本設計、実施設計、設計監理
施主富山県大沢野町
協働建築:健康福祉施設・ワークステーション、宿泊施設・久米設計 
設備:環境エンジニアリング 構造・構造設計集団SDG、KSP 構造空間設計室 
土木:小幡 一之
担当長谷川 浩己、三谷 徹、鈴木 裕治

Location

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