
バブルの頃に建てられ、使用されていたいなかったオフィスビルを住宅、商業、オフィスの複合ビルへとコンバージョンするプロジェクトのランドスケープデザインである。
ランドスケープデザインの一番のポイントは新しく追加される、駐車場入り口の奥の住宅エントランスへのアプローチ空間を華やかに作り上げる事であった。
暗い駐車場の入り口は、天井と床を一体にして細い帯でデザインされた。その魚の群れのようなコンクリート平板のパターンをたどると奥の住宅エントランスが現れる。
住宅エントランス前は、建築の側面に植えられていた既存樹を残し、その周りに低木やベンチ、LEDの照明を配置して小さな中庭空間としてデザインされた。



















Data

c-MA3 conversion MOTOAZABU
c-MA3 conversion MOTOAZABU Landscape Design
| 竣工 | 2005年4月 |
|---|---|
| 規模 | 1,280㎡ |
| 住所 | 東京都港区元麻布 |
| 業務内容 | 基本設計、実施設計、設計監理 |
| 施主 | 株式会社リプラス |
| 協働 | 建築:テレデザイン 構造:アラップジャパン 設備:テーテンス事務所 写真:オンサイト計画設計事務所 |
| 担当 | 長谷川 浩己+戸田 知佐、丹部 一隆 |
| 受賞歴 | JCDデザイン賞2005 優秀賞 |

