シカゴミレニアムパーク コンペ

1999年秋、シカゴ市内、ミシガン湖に隣接する敷地のデザインコンペへの参加要請をうけた。ミレニアムパークと呼ばれるその敷地は約9.6haの都市公園の一部であり、フランク・ゲーリー氏の設計する野外音楽堂と隣接する地下駐車場の人工地盤部分の設計である。
冬の長いシカゴにおいて、花を使った庭園をデザインして欲しいというシカゴ市の依頼をうけ、我々はいくつかの提案を行った。花のつく灌木と高木、舗装された幅４ｍの細長い広場をストライプ状に組み合わせた平面計画の上に、張り込まれた芝生の”Leaf Lawn” は、この敷地の特徴である伸びやかな広がりを強調した。