
敷地は歴史ある街並みの真ん中にあり、文字通り旧真壁町の中心にあるが、この新しい場所がいつも人が訪れ、行き交う、本当の意味での街の中心となることを目指した。かつてここにあった駐車場や公園はいったん解体されて新しい建築レイアウトと共に再編成されている。「みちひろば」とよんだ一連の回遊動線が、それ自身が様々な居場所を提供しながら既存の街並みや隣接する神社などと共に、分散配置された様々な建築の機能をつなぎ合わせる。それぞれが隣り合いお互いに補完し合うことによって、いつでも誰かが居て気軽に通りかかる、そういう場がここに出現することを願っている。























Data

真壁伝承館
Makabe-Denshokan
| 竣工 | 2011年6月 |
|---|---|
| 規模 | 5,692.6㎡ |
| 住所 | 茨城県桜川市真壁町真壁198-1 |
| 業務内容 | 基本設計、実施設計、設計監理、コンペ |
| 施主 | 五洋建設 |
| 協働 | 建築:設計組織ADH 照明:FORLIGHTS 構造:オーク構造設計 設備:環境エンジニアリング サイン:KMD 写真:FORLIGHTS、オンサイト計画設計事務所 |
| 担当 | 長谷川 浩己、鈴木 裕治、金井 幸雄、亀山 本果 |

