
科学公園都市の中につくられた地区センターのためのプロムナード、駐車場、並木などのランドスケープと、その前に広がる公園「原っぱ広場」の設計。地区センター敷地と原っぱ広場は5mの高低差をもつ二つの宅盤にまたがっていた。山間部に無造作に切り開かれたこの空き地の風景をどう扱うかがテーマとなった。我々は、この土木造成の形態をむしろ前向きにとらえ、スケール感のあるオープンスペースとアースワークをつくり出すことを目標とした。低予算の中で空間を引き締めるため、デザイン要素は線分に限られた。斜面を上り下りする斜路、バス停から原っぱ広場を横切るアーク型のボードウォーク。原っぱ広場に添景を与えるメタセコイアの列植などである。夕方になるとスプリンクラー散水が広場を動き回り、それを楽しみに見にくる人々もいる。
※当プロジェクトはササキエンバイロメントデザインオフィス(SEDO)にて設計されたものです。






















Data

播磨科学公園都市・原っぱ広場
Harima Harappa Field
| 竣工 | 1996年 |
|---|---|
| 規模 | 3.8ha |
| 住所 | 兵庫県赤穂郡上郡町 |
| 業務内容 | 基本設計、実施設計、施工監理 |
| 施主 | 兵庫県企業庁 |
| 協働 | 建築:磯崎新アトリエ+設計組織ADH |
| 担当 | 三谷 徹、長谷川 浩己、杉浦 栄(元SEDO所員) |

